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レディースファッション » アウター » フリースジャケット

《素材》

ウールフリース

《サイズ》

レギュラーフィット

《付属品》

ハンガー

ガーメントケース

インボイス

《商品仕様》

袖口と裾にストレッチバインディング

2つの外部ポケット

ジッパークロージャー付きハンドポケット2つ

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ヤストシ エズミ(Yasutoshi Ezumi)の2018年春夏コレクションが、東京神宮前のトランク ホテルにて2017年8月25日(金)に発表された

ヤストシ エズミ 2018年春夏コレクション - コラージュに込めた想い|写真1

8月も終わりだというのに暑い日が続く日々今シーズンのヤストシ エズミは、そんな暑さを忘れさせてくれるような爽やかなコレクションだ

まず、洋服を作るうえでデザイナーの江角泰俊が念頭に置いたのは「コラージュ」というテーマこれまで建築を大きなテーマとして掲げてきたが、そこから離れてあらゆるものを模索し、コンテンポラリーというブランドの根底にあるコンセプトを「コラージュ」という視点で表現するよう転換したパターンの組み方やレイヤーの仕方で、風になびくワードローブは着る人に女性らしさを纏わせる

ヤストシ エズミ 2018年春夏コレクション - コラージュに込めた想い|写真6

ショーの始まりを告げたトレンチコートは、色違いのテキスタイルで構成したロング&リーンなシルエットだワンルックがロジックの異なるもので満たされているコートの上から巻きスカートのようなものを巻き付けていたり、通常あるはずのないバックスタイルに袖が垂れていたり、まさに「コラージュ」を体現する一方、デニムジャケットはジッパーとボタン、そしてプリーツでも遊んでいるビックシルエットの大きなキャンパスに、ステッチがのびのびと巡らされている

ヤストシ エズミ 2018年春夏コレクション - コラージュに込めた想い|写真11

とはいえ、ありったけのものを足すのではなくて、きちんと女性らしさを補うために引き算も忘れていないシャツワンピースは、前から見ると多様な装飾だが、バックシルエットは比較的シンプル前に置いたコルセットは後ろからは見えず、ウエストが強調されているもののフラットだまた、シャツ地のワンピースのなかで、幾枚かの布をアシンメトリーに重ねたようなスタイルがあるそこには、肌を見せる楽しさがあり、引いて見える美しさが凝縮されている

ヤストシ エズミ 2018年春夏コレクション - コラージュに込めた想い|写真19

ただ装飾をカット&ペーストするだけでなく、テイストの組み合わせも感じさせているその中でも象徴的だったのがミリタリーのムードであるドローコードはジャケットに巡らされ、ギャザーを導いているしかし、装飾が重すぎてはいけないから、きちんと胸元はエレガンスな深いV字スカートやワンピースに用いられたアイレットやレースアップのディテールも同じで、ミリタリー的要素を汲んでいる「コラージュ」を紐解くために、通常ならさりげなく用いられるそれらを敢えてクローズアップしているのが面白い

ヤストシ エズミ 2018年春夏コレクション - コラージュに込めた想い|写真49

江角はこうした「コラージュ」の表現について「予想外なものを導くものであって、アイディアは無限に出てくる」と話している視点を変えた今季には、その「意外性のある組み合わせ」により、江角の“ブランドのこれから”に対する想いを伝えてくれたコスチューム ナショナル(CoSTUME NATIONAL)のウィメンズデザイナーとしてもスタートを切り、さらに来シーズンからはブランド名を「エズミ」に変更するという新たな1歩を踏み出す江角の心が垣間見えるシーズンであったともいえるだろう